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探索的テストにおける期待値(基準)の作り方
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スクラムフェス新潟2022で話した内容です。 探索的テストは基本的には期待値を自分の中に作ってテストを実施していきます。(もちろん仕様書を見ながらのときもありますが) その期待値はどうやって作るんだろう?という質問が多かったので本や自分の経験からまとめみました。 探索的テストにおける期待値(基準)の作り方 by @nemorine 簡単な説明 探索的テストではバグだけではなく「違和感」にも気を付ける。 通常の状態と違うときに「違和感」を覚える。 通常の状態を形成する基準*1となるモノは以下の6つ。 以前のソフトウェア(変更前)はどう動いたか? 同じソフトウェア内の類似の機能はどう動くか? 社内…
3年前
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JaSST'22東北レポート
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9回目となるJaSST東北が無事に終了しました。 2013年にバタバタしながら立ち上げた1回目を思い出しながら、みんなと一緒に少し遠くへ来れたかなぁと思っています。 運営の視点で少し裏側を紹介できたらと思います。 盛岡での初開催 立ち上げ時には東北6県開催という野望がありました。しかし地元にコアとなるメンバーがいないと開催する意義はないという判断があり、仙台以外では開催していませんでした。 立ち上げより約10年、新実行委員長の武田さんが岩手(滝沢)在住ということもあり、今年ついに「盛岡」で初開催することができました!!いやー 名実ともにJaSST"東北"を名乗ることができて嬉しいですね。 武田…
3年前
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スクラムフェス新潟参加レポート
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今年初開催となったスクラムフェス新潟についてレポートしようと思います。 スクフェス新潟はオーガナイザーのじゅんぺーさんがAgile Testing Daysみたいなイベントを日本でもやりたい!とアツい想いで立ち上げました。自分はスタッフ兼発表者として参加することになりました。 昔はテスト系とアジャイル系両方で見たのはきょんくん、鉄平さん、永田さんくらいだったのにこんなイベントができるなんて!と感慨深く参加しました。ちなみに上記の3人は今回も参加してます。さすがの鉄板です。 Niigata オーガナイザーじゅんぺーさんの凄いところ 人となりは色々な人が書いているのでそちらを見てもらうとして、自分…
3年前
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JaSST東京2022 参加レポート①
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今年もJaSST東京に参加しています。 Day1が終わったのですが、Jonathanの話は本当に良かったなぁとシミジミ感じています。 2013年にアジャイルサムライの読書会を仙台でしていたのを思い出しました。 忘れないうちにDay1のJonathanの講演の感想をアップしておきます。 【基調講演】「Competing with Unicorns」 Jonathan Rasmusson 感想 「アジャイルサムライ」の著者であり、最近だと「ユニコーン企業の秘密」でも有名なJonathan Rasmusson氏の講演。 Spotifyの企業の話と品質についての話をしてくれました。Spotifyのテス…
3年前
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探索的テストの「奥に続く道なき道の見つけ方」
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前回のエントリ "探索的テストの「オポチュニティ」を意識する" で書いた「奥に続く道なき道」の見つけ方を書いていきたいと思います。 突然ですが、もし皆さんがハンターだとしたらどうやって鹿を探しますか?街中にいれば鹿そのものを見つけられるかもしれませんね。森の中だとどうでしょうか?見つけやすそうなツノを探しますか? 層雲峡の鹿 いえいえ、鹿の痕跡を見つけるんですよ。 木が齧られている、フンがある、笹が倒れた後がある、雪の上に足跡がある、これらは重要な手掛かりになります。フンや雪の上の足跡をさらに詳細に観察すると、いつ頃居たのかという情報を得ることもできます。 探索的テストもこのハンティングと同様…
3年前
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RSGT2022参加報告
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1/5-7まで3日間久々のRSGT現地参加でギャザりました。 いやー 良かったですね。 ザワザワ感はこんなだったと感慨に浸りました。 スクラムフェス札幌のおかげもあり、声を掛けられることも多くなりました。 今年はアジャイル札幌のメンバーで発表もありましたが、さらにスタッフとして2名、他にも所属している会社の演劇に参加したりするメンバーがいたりと本当に楽しそうにしててコミュニティの力強さを感じました。 https://speakerdeck.com/izumii19/aziyairuzha-huang-falsehimitu 今回は久々に雪が降りました。 降り始めのときは、「札幌から連れてきまし…
3年前
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2021年ソフトウェア系のふりかえり
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2021年は会社の仕事でもアジャイル開発に関わることができました。入った時点ではチームメンバーのメンタルが最悪の状態だったので、できるところをちまちまやっていきました。正直スクラムとかの前に「信頼のある共同体」という前提が必要だと心の底から思いました。 今年は実践ソフトウェアエンジニアリングの翻訳に関われたことが印象に残ってます。分かりやすい日本語を再考するキッカケになりましたし、すごいメンバーに混ぜてもらえたのはとても嬉しかったです。 これとは別に地域ブランディング講座というのにも参加していました。毎週基調講演を聞いているようでめちゃくちゃ楽しみでした。この講座を運営している龍崎さんにスクフ…
3年前
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実践ソフトウェアエンジニアリング 20章で好きなところ
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このエントリは実践ソフトウェアエンジニアリング第9版アドベントカレンダー の23日目(実質29日目)です。 https://www.amazon.co.jp/dp/4274227944 自分が担当した20章「ソフトウェアテストー統合レベルー」にに書かれている良いテストの特性を考えてみようと思います。 1. 良いテストは、高い確率でエラーを発見できるテストである 良いテストは、高い確率でエラーを発見できるテストである この目標を達成するために、テスターはソフトウェアを理解し、どのようにソフトウェアが失敗するかを頭の中でイメージしなければならない。 個人的に良いと思うのは、「テスターはソフトウェア…
3年前
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探索的テストの「オポチュニティ」を意識する
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探索してますか? 最近は色々なところで探索的テストの話を聞くようになりました。個人的に少し気になることがあるので、書いてみようと思います。 このエントリはテストの小ネタアドカレ 20日目です。 気になっていること 気になっていることはずばり、 「チャーターだけに沿った探索的テストをしていませんか?」 ということです。 探索的テスト≠チャーターを使ったテスト 探索的テスト=チャーターを使ったテストみたいな認識になっている気がしていて、それはちょっと違うかなと思っています。探索的テストはあくまで目の前にあるソフトウェアから得た情報をもとにテスト設計、実行をしていくテストだと思っています。 慣れてい…
3年前
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アジャイルジャパン札幌サテライト2021(年度)
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本エントリはAgile Japan 2021アドカレ!の19日目のエントリです。 2021年も残りわずかになりました。 来年2022年3月5日に11年目のアジャイルジャパン札幌サテライトを実施します! いやー 11回とはなかなかですね。アジャイル札幌と共に歩んで来たと言っても過言ではないアジャイルジャパン札幌サテライトだと思っています。 2011-04-15 Agile Japan 2011 サテライト<札幌> 2012-03-16 Agile Japan 2012 サテライト<札幌> 2013-05-24 Agile Japan 2013 サテライト<札幌> 2014-06-27 Agile…
3年前
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実践ソフトウェアエンジニアリング 16章で好きなところ
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このエントリは実践ソフトウェアエンジニアリング第9版アドベントカレンダー の16日目です。 https://www.amazon.co.jp/dp/4274227944 自分が担当した16章「レビューの推奨手法」における好きなところを3点書こうと思います。 レビューへの向き合い方(P243) 作成者ではなく成果物をレビューする。 FTRには、人とエゴが関与している。適切に実施されたFTRは、すべての参加者が達成感を感じるものでなければならない。一方、不適切なFTRは審問のような雰囲気を醸し出すことがある。エラーを指摘するときは優しく、ミーティングのトーンはゆるやかで建設的なものにし、恥をかかせ…
3年前
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マスに翻訳で叱られた話
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先日12月1日に『実践ソフトウェアエンジニアリング 第9版』が発売されました! https://www.amazon.co.jp/dp/4274227944 ワイワイ!! このエントリは実践ソフトウェアエンジニアリング第9版アドベントカレンダー の9日目です。(1日間違ってた。。。) お叱り! 翻訳をやり始めると悩みが出ます。そうDeepLとどう付き合うかです。 最近のDeepLはかなり精度がよく、日本語もしっかりしているため、翻訳時にかなり使っていました。自分の訳がDeepLを越えられないことも多く、結構な部分をdeepLの翻訳に頼っていました。 そうしたところ、レビューアのマスから「Dee…
3年前
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小学生の子が勉強にハマる方法読了
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Twitterで見かけて買って読みました。 難しすぎる問題(パニックゾーン)をやらせても成長しない。これは大人も同じだと思う。子育てと職場の両方で思い当たるフシがあり、反省しすぎて死にそうです。https://t.co/VgrioXJYxP pic.twitter.com/ODHezc9e7v— 良太郎 (@ryota_hnk) February 6, 2021 子供に対する親の間違ったやり方を優しく指摘してくれる本だと思います。 そして理論がキチンとしているので納得感が違います。 言語化できていなかったところや、心理学、ゲーミフィケーション、アンガーマネジメントなどが簡潔に述べられているので…
4年前
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人類よ!これがテスト自動化だ!プロの自動化エヴァンジェリストの技術を一緒に学ぼう! 参加報告
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JaSST東北で一緒に活動している伊藤さん(ぷっちゃん)がエバンジェリストとして登場するということで途中から参加しました。 いいことが沢山あったので、メモを書き残しておきます。 何か間違ってたら指摘お願いします~ mabl-japan.connpass.com Q. 自動化で工数削減できますか? 工数削減をメインにすると変な方向に進む。 どこをターゲットにするか明確にできれば削減自体はできる。 自動化によってテスト実行を削減できたぶん、メンテに人がかかることがある。 テスト実行工数は夜間実施や並列実施で時間が減る。 無駄がいっぱいあるようだと見た目の工数削減はできる。 Q. 自動化で品質が上が…
4年前
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認知バイアス一覧[リンク]
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年に数回見たくなる心理学の認知バイアス一覧。 いつも探すのに苦労するのでリンクを貼っておきます♪ 認知バイアス一覧で社会心理学入門〜社会科学の知の蓄積を活用した社会教育の実現に向けて〜効果、錯誤、誤り、仮説一覧〜
4年前
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2020年のソフトウェア系のふりかえり
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2020年はCovid-19で生活が一変した年でしたね。。。 遅ればせながらふりかえりを書いておきます。 今年もソフトウェア系の活動とアジャイル系の活動に分けてみます。 アジャイル系の活動 前半のアジャイルジャパンの札幌サテライトが中止になったのがちょっと悔しかったです。 もう少し早くやっていれば。。。 4月に予定して延期したスクラムフェス札幌2020は何とか11月に実施しました。初回ということでやっぱり大変でしたが、スクフェス大阪などでの一部運営したノウハウが生きていて、バタバタしながらも走り抜けたと思います。参加者からはたくさんの嬉しい言葉をもらったのを覚えています。 コミュニティの運営メ…
4年前
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地域コミュニティとしては考えないといけないこと
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このエントリは「ScrumFestSapporo2020 Advent Calendar 2020」の24日目のエントリになります。 コロナ禍の中でオンラインイベントが全盛になって参加者としては嬉しい反面、地域コミュニティとしては考えないといけないことが増えてきていると思っています。 問題:地域イベントの特色の欠如 これまではその土地に集まって、登壇者の話を聞き、美味しいお酒や料理を食べることで成り立っていた特色が、オンラインになると一気になくなってしまいます。特に有名な人を呼んで話を聞くだけであれば、どこの地域のオンラインイベントに参加しても良いですよね。 これを何とかするために少し考えてみ…
4年前
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ちゃぶ台効果
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このエントリは「ScrumFestSapporo2020 Advent Calendar 2020」の17日目のエントリになります。 スクラムフェス札幌で「ちゃぶ台効果」という言葉が生まれました。 ちゃぶ台効果:ちゃぶ台から配信することで、オンラインの垣根をなくし、ギャザりやすくする。 ちゃぶ台のある風景 Day0のセッション、そしてDay1のネットワーキングで使いました。 元々イベントを作っていくうえで意識したのは、「皆さんと同じエンジニアが、企画運営しています。聞きたいことは何でも聞きましょう、話したい事は何でも話しましょう」という雰囲気を作ることです。そのイメージとちゃぶ台があるお茶の間…
4年前
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爆発しがちなデシジョンテーブルを抑え込むちょっとしたコツ
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今回はテストの小ネタということで、爆発しがちなデシジョンテーブルを抑え込むちょっとしたコツです。 ソフトウェアテストの小ネタの12/14担当です。 ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2020 - Qiita 爆発しがちな例 Aサーバー(以下A)からBサーバー(以下B)にデータをコピーする機能の例を考えます。 コピーボタンが押下可能な条件は下記とします。 Aにデータが存在する Bにデータが存在しない Aのコピー可能設定がtrueである Bのコピー可能設定がtrueである Aサーバーの状態がノーマル状態、またはメンテナンス状態である Bサーバーの状態がノーマル状態、または…
4年前
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北海道ギフトの話
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さて今回はスクラムフェス札幌で話題になった北海道ギフトの話をします。 北海道ギフトは自分がどうしてもやりたかった企画で半ば強引に押し切りました(笑 今回は地元の美味しい食べ物を楽しめないぶん、北海道ギフトで少しでも北海道を身近に感じてもらいたいと思いました。 結果、オンラインだけども味覚、嗅覚、触覚も使った美味しいフェスになったと思います。 元々、北海道の美味しいスイーツをちょっとずつ楽しめるセットがあるといいのになーと思っていたのですが、今回の北海道ギフトで個人的な夢が実現できて良かったです。 とはいっても実行までにはクリアすべきハードルはいくつかありました。 個人情報の問題 いつまで受け付…
4年前
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イベントの時間的盛り上がりを考える
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このエントリは「ScrumFestSapporo2020 Advent Calendar 2020」の3日目のエントリになります。 スクラムフェス札幌のお祭りから1か月経ったんですね。 無事に終わってホッとしてます。 今回はイベントの時間的盛り上がりについて書いていこうと思います。 一般的なイベント 一般的なイベントって当日はすごい盛り上がりを見せるのですが、なかなかその盛り上がりは続きませんよね。 一般的なイベントイメージ アーカイブ視聴ありのイベント スクラムフェス大阪、スクラムフェス三河、そしてスクラムフェス札幌と今年実施したスクフェス3兄弟では1か月間のアーカイブ視聴をすることができま…
4年前
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JaSST Online のゲスト出演 第1部
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今回JaSST Onlineにゲストとして招かれました。探索的テストの動画を撮って、それをみんなで見てワイワイするという形式でイベントが開かれました。最初話を受けたときはできるかどうか分からない状態でしたが、面白そう!やってみたい!と思って引き受けました。結果として新しい試みに挑戦できたので満足しています。ただ次回やるならこうしたいところもあるので、ふりかえりがてら書いていきたいと思います。ちゅくちゅん。 探索的テストのスタイルの話 探索的テストもフリーな探索、チャーターを決めた探索、時間とミッションを決めたセッションベースドと色々あります。今回はフリーな探索を選んだのですが、これには二つの理…
5年前
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Scrum Master THE BOOK 読了
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先日献本いただいたScrum Master THE BOOK(スクラムマスター ザ・ブック)の発売日に合わせて、感想文を書きました! SCRUMMASTER THE BOOK 優れたスクラムマスターになるための極意――メタスキル、学習、心理、リーダーシップ作者:Zuzana Sochova発売日: 2020/09/09メディア: 単行本(ソフトカバー) スクラムマスターとチーム この本はスクラムマスターとチームに焦点を当てて書かれています。特にスクラムマスターに必要なマインドセットとソフトスキルがきっちり書かれているのが印象的です。スクラムガイドだけでは分からない現場のリアルな悩みと方針が書か…
5年前
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More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標 読了
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通称「もえアジャ」を読んでみました。 More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標作者:Steve McConnell発売日: 2020/06/11メディア: Kindle版 実は結構前に読み終わってブログも書いていたのですが下書きが消えてしまって、同時にやる気も消えてしまっていました。。。 頑張って書きました(2回目) この本は英語版のときから上司が絶賛していたのですが、その訳が分かりました! 先日社内のQA向けに本の内容を紹介したのですが、その上司は「今のエンジニアでアジャイル開発の影響を受けていない人はいないはず。エンジニアは全員読む価値がある…
5年前
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テストの現状調査レポート2020
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翻訳チームの一員として毎年翻訳しているテストの現状調査レポート2020が出ました! 今回で7回目で世界のテストエンジニアに関する調査結果が載っています。 個人的に面白かったところをピックアップします。 テスターの年収 注目はとにかくアジアです。 10年以上のテスターは$95Kとかなり高くなっています。 2019年は$48Kだったので倍くらいですね。若干調査が偏った可能性もありますが、高くなっているのは間違いないでしょう。 アジアの集計には日本も入っているはずですが、それ以上に高いところ(たぶん中国)があったということだと思います。 日本のテストエンジニアの給与が456万円ということで日本とも倍…
5年前
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元カノは良かった症候群
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チームメンバーに何かあるごとに「昔のチームだったらできた」とか、「(いまはいない)あの人だったらやってくれてたのに」という人はいませんか? 自分はそれを「元カノは良かった症候群」と勝手に呼んでいます。 そう、元カノは良かったのにーというアレです。( ꒪⌓꒪) 症状 こんなセリフがでると要注意です。 「昔のチームはこうだったのにー」 「あの人ならこうしてくれるのにー」 症状にいたる状況 過去にとても良いチームに所属していた、できる人と仕事をしていた人が別のチームに移ったときに発症することが多い気がします。メンバーでもリーダーでも発症することがあります。リーダーの場合は影響が大きいのでさらに厄介で…
5年前
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JaSST'20北海道参加報告
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ソフトウェア系のイベントが立て続けで嬉しい悲鳴。 今回はJaSST'20北海道です。準備ではあまり貢献できなかったけど、当日頑張りました!主に最初のマイクチェックw まとめは以下からどうぞ。 togetter.com 基調講演 「なぜ大規模SIerで探索的テストを推進しているのか? ~NTTデータが目指すソフトウェアテストの世界~」 熊川 一平(NTTデータ) 探索的テストマニアとしては聞き逃せない基調講演。エビデンスが求められる熊川さんの会社の特性とメリットが多い探索的テストの特性を上手くつなげていく取り組みや考え方の紹介でした。 探索的テストとアドホックのテストの違い 熊川さんは探索的テス…
5年前
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スクラムフェス大阪参加報告③
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午後はアジャイル札幌のメンバーによる北海道セッション。 マインスクラム ダンジョンズ - グループからチームへと変化するための戦い ちもさんによるセッション。キャパを超えた仕事を抱え、ただ集まっているだけに見えたメンバーがチームへと変化していく過程を紹介してくれました。 一つひとつやることを決めて確実に実施していく、巻き込んでいくスタイルはもはや”ちもスタイル”と呼んでもいいレベル。 私の仕事やあなたの仕事から、"私たち"の仕事にした。#scrumosaka.sapporo— ネモトノリユキ@ソフトウェアテスト技法練習帳 発売中!! (@nemorine) 2020年6月27日 上手いと思った…
5年前
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ワールドトリガーに学ぶ「ふりかえり」
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ワールドトリガー1ではチーム同士が戦いランクを競う模擬戦という仕組みがあります。オペレーターが試合を実況し、経験豊富な隊員が解説していきます。また試合が終わった後にはビデオを見ながらふりかえりを実施します。 今回はそのふりかえりがめちゃくちゃ素晴らしいのでいくつか素晴らしいと思う点を紹介をしたいと思います。 事実ベースをもとにふりかえる 試合後すぐにビデオを見て、実際の行動を把握していきます。またそのときの状況における複数の選択肢やその判断が適切だったかを確認します。またリアルタイムで見ていたときには気付かなかったターニングポイントなどもチェックします。 ワールドトリガー22 ©葦原大介 ソフ…
5年前
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スクラムフェス大阪参加報告②
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午前中は北米セッション。 アジャイルでWFHをパワーアップ by ミグズさん ターゲット社のアジャイルコーチであるミグズさんのプレゼン。 何はさておき全編日本語ってマジですごくないですか?? もともとOpen Office Formatの人気が高まっていたが、Covid-19 によって働き方を変える必要があったとのことです。 ミグズさんのチームはアジャイル的な方法、すなわち実験を繰り返して、問題を少しずつ解決していきます。 またワーキングアグリーメントについて約束をしたとのことです。例えばコアタイムを決めたり、アイスブレイクの時間を会議の最初に必ずとるようにしたり。同僚との絆を深めるために、バ…
5年前